葉月のまったりブログ

中の人の日常体験とか思ったこととかを雑記的に記していくそんなブログです。

日本全国を訪れようの巻

皆様こんにちは。葉月です。

 

まだ2月ではありますが、来月3月といえば、日本だと卒業シーズン。

私も3月末で大学の学部を卒業する予定で(単位は一応全て確定で取り切りました)、夏休みにプレ卒業旅行として北海道旅行をしましたが、やっぱり春休みに「卒業」旅行をしたい。

しかし、イタリアやフランスなどのヨーロッパ、韓国やタイなどのアジア近辺の海外旅行は普通で別に面白くない。ヨーロッパなんて夏に行ったほうが100倍楽しいですし。

まぁしれっと2月にベルギーに行ってますが、アレは帰省みたいなモンなので、卒業旅行としてはノーカンでしょう()

やっぱり日本の大学を卒業するんだから、日本を観光しようという心持ちですが、もちろん草津の温泉でまったり2泊、なんてしません。

卒業旅行こそ、企画していきます。

チマチマと2023年度にこなしてきた変なこと企画。その集大成というわけではないですが、日本全国を舞台にいろいろと巡っていこうと思います。

 

というわけで、今回の3月の企画タイトルは、

「45都府県JR代表駅(≒県庁所在地)巡り ~新幹線最小利用最短片道きっぷ~」

となります。タイトル長すぎ。

以下、順を追って説明していきます。

 

目次

 

タイトルの意味&企画発足の経緯

今回の企画はざっくり言うと、電車を使って日本全国を回ろうって企画です。

車の免許を取ったわりには電車なんかい、という感じですけれど、初心者マークも取れてないのにソロ車旅は怖いんですよ。エンストなりガス欠したら本気で遭難しそう……。

今年度はとにかく旅をしまくったので、総集編として、何か鉄道旅行の大きな山を越えておきたい。

という訳で、元々は最長片道きっぷ(JR北海道から九州まで、経路が途中で重複しない発駅から着駅までの距離が最も長い経路を持つきっぷ(Wikipediaより))が候補にありました。

しかし、最長片道切符は距離を稼ぐためにダラダラ移動をしている印象がどうしても拭えず、一つの大きな目標ではあったものの、あんまりやる気になりませんでした。

そんな中、ふと友人に「県庁所在地って片道きっぷで回りきれるのではないか?」とラインで言われました。どんな状況やねん()

まぁちょっとやってみるか、と経路を考えてみると、なんだかいけそうな雰囲気を感じます。全国なので47都道府県を回りたい所ですが、沖縄は離島であり、後述する片道きっぷの性質上、北海道、九州、四国のうち、どこか一つは行くことが出来ません。なので北海道と沖縄を除いた45都府県巡りが候補になりました。

*一応2府県を補完する目的で、1月に沖縄、2月に弾丸で札幌雪祭りを見に行ったので、日本全国巡ったといってもいいんじゃね? という精神です。

 

さて、東京だと新宿/東京、神奈川だと横浜のように、JRの時刻表を見ると、それぞれの都道府県に代表駅が設定されています。また基本的にその駅の近くに県庁も存在しており、県庁所在地としても重要な役割を担っていることが多いです。

そう考えると、「日本全国」を訪れる巡り方は何か。これは都道府県代表駅に降り立つことじゃないか。それなら、頑張って45都府県の都道府県代表駅を見てみよう、という気持ちになりました。

ただそんなに時間もお金もかけたくないし(家電が買えねーとか言ってる2月の企画からも明らかですね笑)、無駄移動もしたくない。

なら新幹線 / 特急列車をなるべく使わないように、そして切符の値段が安くなるように、最短経路で作ってみよう。という考えで企画が決定。

いろいろと途中で要素が加わって情報量が増えていますが、要するに安く全国を回って大学を卒業しよう、という企画です。

 

 

片道きっぷとは

そもそも、上でしれっと使っていた「片道きっぷ」とは何か。

普通の日本語ですと、発駅から着駅まで途中で経路が重複せずに進む切符のことです。が、この旅行においての片道きっぷには大きな意味があります。

それは、単純に経路が被らないように一筆書きで経路を繋げていくのが楽しい、というのもありますけれど、JRのきっぷの場合、距離が長くなればなるほど対キロ運賃(運賃÷利用キロ数)が安くなります(Wikipedia参照)。

今回は都道府県代表駅を45個巡ろうとしているわけですが、その間の44個の移動に対して一つ一つ切符を買っていたらとんでもなくお金がかかります。

お金をかけたくないという意図からも、経路が一筆書きで美しいという理由からも、今回の旅では、上手く45個のチェックポイントを結んで1つの長い片道きっぷを作ることにしました。

 

経路詳細

そもそも都府県の代表駅はどこなのか、ということで調べてみたところ、ほとんどが県庁所在地なのですが、ちょこちょこ例外もありました。

JR都府県代表駅:青森、盛岡、秋田、山形、仙台、福島、前橋、宇都宮、水戸、浦和、東京(新宿)、横浜、千葉、新潟、富山、金沢、福井、長野、甲府、静岡、岐阜、名古屋、大津、京都、津、奈良、和歌山、大阪、神戸、岡山、鳥取、広島、松江、山口、高松、松山、高知、徳島、博多、大分、宮崎、熊本、鹿児島、佐賀、長崎

埼玉は大宮じゃなく浦和、群馬は高崎じゃなく前橋なんですね。東京は新宿と東京どちらも入る場合があったので、どちらも通過することにしました。

これら全て(厳密にいうと、2か所は1つ前の駅)を通る片道きっぷを友人と考えたところ、今回の旅の経路は下のようになりました。最短かわかりませんが、このルートで進んでいきたいと思います。

 

長崎[長崎線]鳥栖[鹿児島線]新八代[九州新幹線]川内[鹿児島線]鹿児島中央[日豊線]城野[日田彦山線]田川後藤寺[後藤寺線]新飯塚[筑豊線]原田[鹿児島線]門司[山陽線]幡生[山陰線]益田[山口線]新山口[山陽線]櫛ケ浜[岩徳線]岩国[山陽線]広島[芸備線]備後落合[木次線]宍道[山陰線]綾部[舞鶴線]東舞鶴[小浜線]敦賀[北陸線]金沢[北陸新幹線]富山[高山線]美濃太田[太多線]多治見[中央西線]塩尻[篠ノ井線]篠ノ井[信越線]長野[北陸新幹線]飯山[飯山線]越後川口[上越線]宮内[信越線(直江津-新潟)]新潟[白新線]新発田[羽越線]秋田[奥羽線]新青森[東北新幹線]盛岡[東北線]仙台[仙山線]羽前千歳[奥羽線]福島[東北線]岩沼[常磐線]水戸[水郡線]安積永盛[東北線]小山[両毛線]新前橋[上越線]高崎[高崎線]大宮[東北線]赤羽[埼京線]池袋[山手線]新宿[中央東線]お茶の水[総武線各停]錦糸町[総武線]千葉[外房線]蘇我[京葉線]東京[東海道線]茅ケ崎[相模線]橋本[横浜線]八王子[中央東線]甲府[身延線]富士[東海道線]新大阪[おおさか東線]久宝寺[関西線]亀山[紀勢線]和歌山[阪和線]天王寺[大阪環状線(外回り)]大阪[東海道線]神戸[山陽線]岡山[宇野線]茶屋町[本四備讃線]宇多津[予讃線]高松[高徳線]佐古[徳島線]佃[土讃線]窪川[中村線(土佐くろしお)]若井[予土線]北宇和島[予讃線]松山

 

この切符ですと、学割運賃46930円、有効日数35日です。1か月もこの切符を使って旅が出来るなんて意味分からないですよねー(他人事)。

楽しい人には楽しいかもしれませんが、知らない人から見たら呪文以外の何物でもないですよね、ってことで一応日本地図にざっくりとルートを書き入れてみました(下記参照)。

長崎から始まり、九州、中国地方を軽く巡った後に北陸と長野を堪能してから上越、東北地方へ。関東地方をウネウネ巡ってからは東海、中部、近畿、四国地方と進むルートになっています。

長崎からでも松山からでも始めることが出来ますが、途中休憩(@東京)の日程の都合上、長崎から始めております。

オタクの人には分かると思いますが、青森駅徳島駅の2つについては、一つ手前の駅(新青森、佃)で折り返さないと片道きっぷを成立させることが出来ません。きっぷの中には入っていませんが、まぁ1駅だし誤差だよ誤差。

(おおざっぱな)経路詳細

 

旅のルール

1. 経路詳細で紹介した経路に則って(青森と徳島に関してはきっぷに含まれていない部分を追加で払って)、45都府県の代表駅に全て途中下車をし、改札の外の街並みを見ること。

2. 新幹線や特急列車の利用をなるべく最小限に抑えること。経路や葉月のやる気/体調の都合上、理論上の最小から増える可能性がありますが、なるべく少なくやっていきたいところです。

3. 限界旅を心がけること。基本的には快活クラブやゲストハウスを使って進んでいきます。ただ東北辺りはゲストハウス、民宿が本当に少ないので、なるべく安く抑えるように、というコンセプトです。

 

 

という感じで、2~3月にかけて日本全国を回っていこうと考えています。

北海道を20日くらいかけて巡ったので、長期間旅行に対する恐れはあまりないですが、はてさてどうなることやら。

しれっと3月の途中で小笠原に向かうので、東京に着くまでを第1部、東京から先を第2部として、2部制でやっていこうと考えております。

一応卒業式には出席するつもりなので、そこまでには帰ってくるつもりでございます。

全国、巡っていきますよ!