皆様こんにちは。葉月です。
またまた変なこと企画、やっていきます。
12月は卒論を仕上げるのにかなり時間を取られてしまったので、もう少し旅行系で変なことをしたかったのですが、そんな時間もありませんでした。
今回の企画は、シェアサイクルを用いて、(自宅付近のサイクルステーション)~東京~日光まで自転車で向かいます。
卒論の製本も気合で終わらせた年末、パーっと忘年するか、みたいなテンションで、体の限界に挑んでいきたいと思います。
……と、元々はそういうった感じの予定だったのですが(上記執筆時は12月中旬)、年末にかけて体調が悪くなってしまい、実際に行けたのは1月という。
ま、まぁ年始で去年のことを忘年しても、いいよね!
一応、今回の企画創作の経緯について軽く触れますと、5月に箱根まで歩ききり、東海道の一区切りまで進んだということで、次は北に行こうかと考えます。
友人からアイデアをもらい、「白河の関越えをして関東脱出」を企画したものの、時期が時期なのでめっちゃ寒いし補給できなさそうだし、そもそも距離的に2泊しても着くのか怪しい…。
7月とかならまだいいんでしょうけれど、12月の企画としてはリアルに死ぬ可能性があったので、もうちょっとマイルドなところまで北上しよう、と考えたときに思いついたのが日光街道でした。
徳川家康を祭っている日光東照宮まで、江戸から参拝道路として伸びているのが日光街道。宇都宮までは大体現在の国道4号線と一致しているので、ちょうど歩いてみたかった場所でもありました。
しかしながら1日では難しい距離なのは変わらず(140kmほど)、年末だとホテルとか高いし、いい感じに徒歩で区切るのも難しいなぁ…、と考えた時に、そもそも徒歩じゃなければいいじゃん、と思い始めます。
車は快適なので論外。自転車とかいいかも! そして自転車なら1日頑張れば200kmくらいまではいける。でも自分の自転車を持っていくと、帰りは輪行しないといけないから面倒…。
あ、シェアサイクル使えばいいじゃん! 片道で乗り捨てできれば最高!
というわけで今回はHello Cyclingというシェアサイクルサービスを使って、東京(というか自宅付近のサイクルステーション)~日光まで走ることに決めました。
まぁ実際はシェアサイクルの都合からルートを変更したので、ふんわりと日光街道に沿った感じ、くらいになりましたが。
日光東照宮にお参り(初詣)をしたかったので、早朝に東京を出発したら営業時間に間に合わない(冬季は9~16時まで)だろうと考え、今回は夜通し自転車企画になりました。
一応こういう企画のために使っていいのか、Hello Cyclingの事務局に問い合わせたところ、「バッテリーが持つなら大丈夫ですよ~」との回答を頂いたので、大丈夫とのことでした。
バッテリーが持つなら、ねぇ……。
(「すいません、東京から日光までシェアサイクルを使いたいんですけれど、日光で乗り捨てても大丈夫ですか?」とメールで問い合わせたんですが、普通に返信が帰ってきました。こういう企画している人はわりと多いのかな? )
ロードバイクなら160kmってそこまでハードではないですが、今回は乗り捨て可能ではあるものの、普通のシティサイクルなので、ロングライドは想定されておりません。
装備として座椅子のクッションカバーを買って、尻の負担を減らせるような工夫はしておきましたが、さてどうなることやら。
目次
予定と実際のルート
予定では、日光街道に沿うつもりで、東京~宇都宮付近までは国道4号線(東北本線とほぼ並走します)、宇都宮~日光は国道119号線を使って進んでいきます。
日光街道を忠実に再現すると、ちょっと脇道にそれたりと面倒なところがありますが、谷塚~北越谷よりちょっと先くらいまでの部分については、ルートがそこまで面倒ではないので、日光街道を再現して、県道49号線を使用します。
自宅近辺~東京までも15kmくらいありますが、そこはまぁ、自転車ですし頑張ります()
そもそも日光にシェアサイクルのポートがあるなんて知らなかったんですが、よく考えたら華厳の滝とか東照宮とかの観光地は東武日光から微妙に距離があるので、電動自転車がいい感じに便利な場所ですよね。
徒歩で行くなら多分1泊しないとキツそう(古河~小山辺りで1泊?)。ただ、歩きとおした猛者もいるので(【ブッ通し徒歩】東京から日光まで不眠で歩いてみた!! - YouTube)、今回の企画も本物の限界…、ではないと思います(時期が違いますが)。
ちなみに先駆者のこの動画は、企画を行う前に見ており、日光街道を思いついた発端でもありました。
自転車ということもあり、徒歩の記録をどのくらい打ち破ることが出来るのか、やっていきたいと思います。
……とまぁ、そういう風に考えてはいたのですが、ルートはけっこう変更しています。
東京から国道4号線、県道49号線を使って谷塚~北越谷の日光街道の再現までは行いましたが、南栗橋辺りのルートから、自動車専用?っぽい道路と歩行者・自転車のルートが分岐するようになり、その辺りで道に間違え、自動車専用っぽい道路を爆走していました……。
流石にヤバそうだったので、中田町辺りの下道に抜けられる場所から公方通りを使って古河を通過、そのまま進んで4号線に戻るルートを採用しました。
さらに深夜テンション?なのか、旧日光街道を再現したい気持ちになり、小山の辺り(粟宮の追分)で265号線に進み、小山まで辿り着きます。
ここで問題発生、というか、ある意味予想はしていた事態になりました。
元々の予定では、日光まで1台の電動自転車のバッテリーで頑張るつもりでしたが、春日部から使い始めた電動機能によって、小山の時点でバッテリーが半分を切ってしまいました。
原因として、シェアサイクルに付属している夜間灯って、よくあるママチャリみたいな感じでこぐ力で発電するタイプではなく、バッテリーで点灯するんですね。
夜通しの企画にしたが故に、ライトでもバッテリーを喰ってしまい、どこかで自転車を返して、2台目に乗り換えないといけないのでした。
一応自前でライトを持ってきてはいたのですが、2時間くらいで力尽きました。うん…。
(ちなみに終わった後の感想ですと、朝に始めたとしても日光近辺の坂はしんどかったので、ここで2台目に変えなかったら相当きつかったような気がします)
仕方ないので、小山から近い栃木のシェアサイクルポートに向かい、2台目を確保することにしました(31号線を使って栃木まで)。
栃木からは日光例幣使街道を用いて、下今市辺りで119号線と合流し、そのまま日光まで進みました。
実際のルートとしては、(自宅近辺)~東京~小山~栃木~日光と、これはこれで栃木を満喫できる道のりだったような気がします。
所感
自宅近辺~東京(15km)
夜ごはんを食べた後、自宅近辺のシェアポートから出発。体調が万全ではないので、かなり不安を抱えた状態ではありましたが、ちょうどこの日は1/2で箱根駅伝を見ており、企画に対するやる気がかなり出ていたタイミングでした。
地味に東京までで15kmくらいあるので、東京に着いたのが20:28。足はもうすでに疲れてまして、かなり不安になったタイミングでした。まだスタート地点に立っただけだぞお前…。
元々のペースは15km/hくらいで考えていたのですが、大体10km/hしか速度が出ず、いやぁ渋い。
まぁ振り返るとこんなペースくらいだろって感覚です。いかんせん電動自転車は重い。坂を上りやすい!みたいな風潮がある電動自転車ですが、使えるのは坂だけ。
平地とかちょっとの坂ですと、車体が軽いクロスバイクとかロードバイクとかのほうが全然スピードを出せます。3年前くらいに上野辺りまでクロスバイクで行った時は13~15km/hくらい出せていたので、電動ならもっと出せるだろ、と思ったのが間違いでしたねぇ……。
東京〜谷塚近く(49号線との分岐; 16.6km)
22:11に到着。夜通し企画になると休憩場所で本当に困るので、24時間営業のコンビニが本当にオアシスに見えました。
ありがとう、セブン/ファミマ/ローソン……。
ちなみにトイレを貸してくれるかどうかって、コンビニによってかなり違うんですが、今回コンビニに10回以上休憩で立ち寄った私の感覚ですと、チェーンによって違うというよりも、どのくらい駅や市街地に近いか、国道から近いか、という立地にかなり左右されるなぁと思います。
これは、恐らくトラックの休憩場所としてのコンビニの役割があると思います。
国道近くのコンビニになりますと、深夜2時とかでも人がチラホラいて、トラックの座席で寝ているアンちゃんをよく観測できます。
荷物の運輸は深夜帯でも活発ですので、トラックを停めて仮眠を取れる駐車場のスペースがあり、トイレにいけ、軽食を手に入れることができるコンビニは重要な拠点になっているのでしょう。
逆に市街地や駅チカは、近くの公衆トイレとか、施設内のトイレとかがあるので、コンビニがわざわざトイレを貸し出すまでもないんでしょうね。
そんなコンビニに休憩で立ち寄り。この時すでにかなり疲労が溜まっており、もう眠いのに、東京からまだ17kmくらい。
辞めてぇ…、となりますが、流石に埼玉に入ったばっかりなので、こんなところで辞めたら箱根まで歩いた自分に顔向けができない、ということで、粛々と自転車で進むことに。
個人的にサイクリングしてて楽しかったのは東京~三ノ輪辺りまででしたね()
谷塚近く〜春日部(20.8km)
0:15に到着。個人的には一つの大きなチェックポイントでした。
東京から4号線で北上してぶつかる都市の中、東武線の中でもかなり大きい場所ですし、リアルな話、この企画はここら辺までなら辞めるのが簡単なんですよね……。
春日部からはシェアサイクルのポートが激減するので、自転車を返す場所まで向かうのが一苦労。加えて休憩中に調べて知ったのですが、ここから先の快活クラブも激減。
一晩休憩するにしても、企画を放り出すにしても、ここの場所での決断がかなり重要になります。
東京に着いてペースが遅いことを危惧した際、元々は古河近辺の快活で仮眠をとり、深夜~朝方の寒さを回避し、営業時間ギリギリで日光に向かおうと考えていたものの、頼みにしていた快活がそもそもないという事実。
春日部駅近くのセブンでトイレに20分くらい引きこもって悩みましたが、春日部で休憩をとったとしても、朝起きて100kmくらい残っているという状況はリタイアに繋がるだろうと考え、元々の予定通りに夜通しで走ることを決意しました。
今までの企画では使用していなかったRedBullを体に流し込み、使わないようにしていたバッテリーの電源をオン。
足の疲労もかなりヤバい状態でしたが、電動アシストの力を解禁して、0:44に人通りのない国道を走り始めました。
春日部〜幸手(11.9km)
1:45に幸手近くのコンビニに到着。幸手から少し進んだ先に快活があったのですが、ここを過ぎたら小山まで無いのか……、と思うと複雑な気持ちになりました。
電動をオンにしたらけっこうラクになり、カフェインのおかげかも分からないですが、ここら辺はわりと楽しく運転ができました。
ただ埼玉県に入ってからずっと感じていた寒さが激しさを増し、今回の企画に備えて3枚重ね着を用意していたのですが、それを全部着ても冬の寒さが服を貫通してくる事態に。
電動アシストも電池が切れたら積むので、エコモードで節約しながらの運転をしていました。
疲れについては、考えたら負け。
幸手〜古河(15.3km)
3:02に古河駅に到着。もうしんどい。寒さと眠気がどんどん増してきていて、どうしたらリタイアできるかをずっと考えているときでした。
わりと本格的にリタイヤを考え始めていたので、小山の時点で時間的に間に合わなければとか、自転車のバッテリーが切れたらとか、日光で空いているポートがなければとかいろんな辞める理由を考えていました。
いい意味でも悪い意味でも、足のつらさとかから目を背けることができていたような気がしなくもないですね()
ルート紹介のところで触れましたが、幸手~栗橋辺りのルートから、道を間違えて自動車専用っぽい道路を爆走してしまい、車が近くをかなりのスピードで通過する中を恐る恐る運転していました。
でもこの企画は歩きと違って、自転車を返さないといけないので、電車にも乗れず。
深夜3時の古河駅、フラフラな状態で自転車を押しながら駅のコンコースに入ってきたヤツがいて、時刻表を見ながら「ウワァァッァー」とか叫んでたので、かなりキテましたね。私なんですけど。
古河駅前のコンビニはトイレの利用時間が~20時までとかでした。これだから駅前のコンビニはよぉ、、となりましたが、国道近くのコンビニまでちょっといったら余裕でトイレを使えました。
やっぱ国道近くのコンビニよ。
ちなみに人生で初めて便所飯をしました。外は寒いし、イートインがないとなると、コンビニのトイレで補給するしかなくないですか、、、
古河〜小山(16.8km)
4:35に小山に到着。辞める理由をいろいろ探していたものの、全部無くなります。
このペースでいけば、休憩を挟んでも昼頃には日光に着きそうだったこと、栃木でバッテリーが十分そうな自転車があるから乗り換えができること、日光のポートは普通に空いているから返却ができることがあり、辞める理由が全部潰れて発狂しそうでした。
この時に残しておいたメモが「寒い眠いああああああ」だけですからね……。
メンタルはやられてましたが、小山の駅は相当大きく、オール飲み後と思われる大学生集団が始発を待っていて、ちょっとエモな感じでした。
小山発の熱海行きは5:04発。
自転車ではなく徒歩で来てたら、これに乗って東京に6:30着。神田の快活で適当にシャワーでも浴びてゆっくり寝れば、まだ1/3の昼くらいか……とか、徹夜明けのぼんやりした頭で考えていましたが、私の隣にいた、自宅近辺から走らされてきたヤツがそれを許してくれるわけもなく。
一日で最も寒い時間帯、夜明け前の県道。遠くにうすぼんやりと見える北関東の山々。
辞めたい気持ちを抱えきれないくらい背負って、ただ山の奥に鎮座する日光を目指してペダルを踏みこみました。
小山〜栃木(10.3km)
5:47に到着。栃木の時点でかなり達成感がありました!
小山も大きい駅ですが、栃木も両毛線と東武日光線などが乗り入れる駅で、宇都宮とは違った駅舎の趣があります。
またしてもここで辞めたくなる気持ちがムクムクと湧いてきました。
というのも、ここで自宅から一緒に走ってきた自転車を返却、次の自転車に乗り継いで日光まで目指す予定だったのですが、自転車を返却した瞬間、電車に乗って帰れるようになってしまいます。
いやまぁ日光まで行かないとって思って来てはいるんですが、つらいものはつらい。
東武線の時刻表と料金表を眺めて、東部日光まで電車で一本かぁ…とか考えちゃいますよ。
いかんせんここから日光までは自転車がどう考えても不利です。
値段は3倍(電車670円 vs シェアサイクル1800円)、時間は5倍(電車1h vs シェアサイクル5h)かかります。
遅い上に金もかかる。バカなの?
駅前のコンビニに倒れこむように入店し、トイレの便器に座ったとたん、瞼ががっつり降りそうになります。
トイレで寝れるな…となるくらい眠気はヤバい。椅子に座ったらももが痛い、電車に乗っても帰れてしまう。ハンガーノックっぽくなっていたのか吐き気もしていました。
何か一つでも崩れていたら、例えばここで吐いてしまう、なんて事態があったらあっさりリタイアしただろうなぁと思います。
たっぷり40分くらいコンビニのトイレの暖かみを堪能して、少しだけ心が前向きになったところで、やっぱり日光に自転車で辿り着くバカになりたい、と思い、コンビニでおにぎりを買って外の風景を見ると、きれいな朝焼け。
箱根歩きの時は、相模湾に沈む夕日に涙腺を刺激されましたが、今回もまた太陽に支えられました。
まだ、足掻いていたい。
まだ、この企画は終わっていない。
これから一日が始まる。
世間の人にとっては三が日最後の日が、私にとっては、日光に辿り着くであろう日が。
やるしかないな、と覚悟が決まったので、栃木駅前で充電がしっかりとされていた自転車をレンタル。
6:45。2台目の自転車に跨って、日光を目指すことにしました。
栃木〜鹿沼(22.4km)
8:15に到着。いい感じに何もない道路であったこと、栃木の駅前でやる気になったことから、鹿沼までサクサクと進んでいきます。
一番寒い時間帯が終わったから、だんだんと暖かくなるかと思ったらそんなことはなかったです。普通に2℃とかでした。寒い。
ただ太陽がだんだんと登ってきており、一日が始まっていく感覚を感じることができたので、ラストスパートをかけるかぁと思いながら、鹿沼からも進むことに。
どうでもいいですが、屋外の公衆トイレとかを使った際、便座に座ると寒すぎて震える現象に名前をつけたい、とか自転車をこぎながら考えていました。
ウォシュレットとか温感便座は、私は甘えだと思っていましたが、こういう企画をしていると欲しくなりますよね。
そうして11:40。日光に到着しました。正確にいうと神橋までですね。
いい感じに休める感じのチェックポイントが無かったので、コンビニで10分くらいの休憩を挟みつつ、勢いで走りきってしまいました。
鹿沼辺りまでくると、青看板に日光の文字が見えてくるので、かなりテンションが上がります。
道はそこまで分かりにくくはなかったものの、JR日光線の文挟(ふばさみ)近辺に、道の両側に杉がずっと生えている区間がありました。
昔の道がそのまま残っているのかなぁと、普段なら思いを馳せて楽しいかもしれない場所なんですが、いかんせんこっちは徹夜で自転車をこいでいるので、景色が単調なのはつらい。
しかもこの区間は、歩道が砂利でガタガタなので車道を走るしかなく、日光、鬼怒川辺りに向かう車がビュンビュン速度を出すので普通に怖い。
そして何よりも、最後の最後で登りがきつい。
日光市(下今市)につくと、もう日光まであとちょっと、と思うのが普通だと思うんですが、下今市~東部日光が地味に長い(7km)上に、登り勾配がきつめです。
この辺りまでくると、電動アシスト全開でサポートをしてくれた2台目も、バッテリー残量がほぼ0に。
最後も最後なので気合で足を動かし、東部日光に辿り着いた時は、観光客でごった替えしていましたが、思い切りガッツポーズを決めていました。
ただまぁ、何だかんだ観光客でごった返していた東部日光~東照宮の辺りを自転車で押し歩いたのも面倒でしたね。普通に坂きつかったですし、徹夜明けの疲労もあり、人込みはしんどかった。
というわけで、東京から日光まで、20:28~11:40(15h12m)で143.2kmをシェアサイクル2台で走りきりました!
自宅から東京までが15kmくらいなので、ざっくり合計160kmは走りましたね。もうやりたくないです。疲れました。
全体の感想
箱根ほど、ではなかったですが、箱根の8割くらいはきつかったです。
一番の感想は、なにより電動自転車はスピードが出ない、ということ。車体が重いっていうのもあると思いますが、平地は電動アシストを使わないとペダルが重いし進まないしと大変。
スピード重視の企画には向いてないかもですね。クロスならもっとグイグイ進んだでしょうが、まぁシェアサイクルで乗り捨て前提の企画でしたし……。
そして、自分の体を使って発見したのですが、歩きと自転車で使う筋肉は違う気がします。歩きは足の下部(下腿三頭筋?)、自転車はハムストリングスを使っている感覚があり、企画が終わった後で電車に乗ろうと歩いた時に、普通に歩行が出来ていたので不思議な感覚でした。
こういう企画後って歩けなくなるくらいヘトヘトになるもんだと思っていたんですが、体力的にはもうちょっとあっても大丈夫だったかなぁと。本当にきつかったのは自転車で使う足の筋肉と眠気くらいでしたね。
歩きで鬼怒川温泉に行き、温泉に入ってから東武線で帰っても良かったかもなぁ…、とこのブログを書いている時に思いましたが、温泉で寝落ちする未来が見えるので流石にダメか。
加えて、所感でもちょこっと触れてますが、24時間営業の店が本当にありがたかったです。
道中、24時間営業のファミレスやコンビニを見かけることがしばしばあり、しかもちゃんと利用者がいたんですよね。なんかのラノベの作者あとがきで読んだんですが、24時間営業のファミレスで深夜に執筆をする、みたいな人もいるらしく、少ないにしても需要を支えているように感じました。
こういう限界企画のためでは絶対にないですが、24時間営業の深夜帯に働いている人には本当に頭が上がりません。私が各所で立ち寄ったコンビニの店員さんも、本当にありがとうございます。
また、道路も24時間営業だったように感じます。救急車、パトカー、そしてトラックと、国道4号線が完全に休まっている時間はなかったですね。深夜帯でも2~3分に1回くらいは車とすれ違ったり、追い越されたりしました。
2~3時で新聞の朝刊を配達するバイクとすれ違ったりと、普段我々が生きている生活の裏に、深夜や早朝に働いている人、インフラを支えている人が確かに存在することを感じることが出来ました。
もうこの企画はやらないと思いますが、夜通し企画はまさに大学生って感じで、普段の生活では見えない裏側を覗いている感覚が非常に良かったです。
今年度の変なこと企画も残り数少なくなってきましたが、次は何をしようかな。
春休みが楽しみです。ではでは。