葉月のまったりブログ

中の人の日常体験とか思ったこととかを雑記的に記していくそんなブログです。

日本全国を訪れようの旅 - 感想日記2

皆様こんにちは。葉月です。

 

2~3月に企画していた、日本全国を訪れる旅。第二部の感想日記になります。この旅で得られる経県値も紹介しておりますので、ご参考?にどうぞ。

leafkeylosttime.hatenablog.com

 

日ごとの感想

16日目 - 東京[東海道線]茅ケ崎[相模線]橋本[横浜線]八王子[中央東線]甲府[身延線]富士[東海道線]膳所

第二部スタート、からの初日の移動距離が長い。

この第二部の日程は、卒業式が後ろに控えている関係上、そこまで後ろに予定を倒すことができず、かなり限界っぷりを見せているので、正直気が乗りませんでした()

元々は前日に出発予定だったのですが、若干面倒になって1日後ろにずらしましたし……(それはそれで、今年退官の教授の講義を聴けたので良かったのですが)。

まぁやらないと終わらないので、自宅4:40起きスタート。眠すぎ。実家ならこれで始発に乗れるんですが、なんと今一人暮らししている家では始発じゃないんですよ……。

そして電車もボチボチ混んでました。どんな層が乗っているのかと観察していると、土曜の朝早い便だったので、オール飲み後と思われる集団がちょこちょこいた感じでしたね。

大学の前半期が懐かしいような気持ちにはなるんですが、治安は悪め。車両点検でちょい遅れたのですが、作業中の人間にずっと文句いってるガイジもいたので、なんだかなぁと思うと同時に、東京みを感じてしまいました。

人が多すぎて匿名になっているが故に、どこか無機的に他人を見ているといいましょうかね。そういう側面も嫌いじゃないんですけれど。

さて東京から東海道線に乗り換えて、茅ヶ崎、橋本、高尾と乗り換え。

大回りで慣れていたのでサクサクでした。高尾で初めて降りてみましたが、駅舎が意外ときれいですね。中央線は、勝沼ぶどう郷辺りから甲府盆地の眺めが綺麗なので、進行方向左に注目するのがオススメです。

甲府からの身延線は……、やっぱ長いな。ここは甲府~静岡の移動なら高速道路があるのでバスのほうがいいんですけれどもね()

大体の身延は身延駅でちょっと停車をするので、みのぶまんじゅうを買いに途中下車。ローカル線だと10分くらい待ち時間がある時もけっこうあり、そういう時はホームや駅前をブラブラすることで、長時間乗車の疲れを誤魔化せます。

富士からは東海道線。流石に大幹線であり普通に座るのも大変なのに、18きっぷの時期でもあるので混雑しますね。というわけで富士から飛ばして名古屋まで。

明日も早いので大津近辺の快活を調べたら、狙ってた快活の鍵付個室は埋まってる。おっと……。

仕方ないので他の場所を見るも、ブースしかないやつが多い。うーん…、となっていたら京都線で人身事故が発生したらしく、電車が運転見合わせ。

雲行きと怪しくなってきましたが、快活ブースを覚悟しつつも宿を考えます。

京都線の新快速って爆速で楽しいんですが、なんと前が詰まってるからか、普通列車に抜かさせるという珍事が起こり、なら無理に進むよりも、早めに駅チカの快活で終了させようと思い、膳所で下車。

そしたらアプリ上だと埋まっていたはずの鍵付き個室が一つだけ余っているとフロントに言われ、ブースを覚悟してきたのになんと鍵付き個室をゲット。

神展開すぎて、個室の中で5分くらいガッツポーズを決めて踊ってしまいました。トラブルに巻き込まれてみるもんですねぇ。

まぁ元々東海道線沿いは様々な宿泊施設が存在しているので、そこまで困ることもないとノープランで来ましたが、この日はかなり埋まっていたので、きちんと計画したほうがいいです(大津、草津辺りでゲストハウスとカプセルホテルを全力で検索して見つからなくて相当焦った人的感想)

後にも書きますが、第二部は全体的に準備不足感がありましたね……。

 

17日目 - 膳所[東海道線]新大阪[おおさか東線]久宝寺[関西線]亀山[紀勢線]紀伊田辺

朝はラスイチを引き当てた快活で起床。

思ったよりはけっこう寝れました。朝早くから長時間移動してると疲労が溜まりますね。疲労疲労を重ねて寝るとぐっすり眠れるので、これはこれでいいのかもです。

そして葉月が快活に来るたびに思うのが、5〜6時辺りで飲み放題カフェにいる人たちの存在。本当に何をしてる人なんでしょうかね、、。

突っ伏して寝てる人は、私みたいな限界宿泊をしてる人なのでしょうが、5:50くらいに600円(大体1時間くらい)の会計をして出てく人もおり、快活で泊まると、自分の想像を超えた人生を送っている人がいるなぁと常々思わせてくれます。いい人間観察場所です。

膳所から大津までのお散歩はけっこう楽しかったので、今度は時間をしっかり取って来たいところ。関西圏に入るとJRの新快速がマジで早いので非常に快適、、ですが、きっぷ上新大阪で降りることに。姫路まで行きたかったなぁ。

新大阪から迂回をして奈良に。思ってたよりも平野、というか盆地なんですね。もっと山ばっかりかと思ってました。古都なだけあって町並みも素晴らしい……のですが、電車の組み合わせを調べていたところ、奈良の接続を早めれば紀伊田辺到着を2時間ほど早められることに気づき、採用してしまいました。

なんか関西(三重県含む)は観光せずに飛ばしがちなので、今度はちゃんと観光しないとなぁ。

……と思ってたら、今日の日程、奈良でじっくり観光した後に津で止まり、津〜大阪で次の日、でも良かったような気がしてしまいました。電車乗った後でそのルートが浮かんでしまい、かなーりヘコむも先に進むことに。奈良はまた来よう……。

加茂〜亀山の関西本線は、有名な東海道線区間よりも距離的には短く結ぶので速達なのかと思いきやそこまで早くない。山がちな日本の地形っぽいですね。意外と地元民にも使われてていい感じの雰囲気でした。

そして津まで到着するも、昨日に引き続き、列車遅延がドンピシャに当てはまってしまいました(紀勢線。快速みえが遅れて各停も遅れる)。昨日に引き続きトラブってるなぁ……。宿をとった直後に放送が入ってきて、けっこう萎えました。うーん。

そんなこんなで遅れながらも多気〜新宮で3.5時間、新宮〜紀伊田辺で3時間の乗車がスタート。「11月にも乗ったんですが、なんでまた紀伊半島一周……」とメモにあったように、微妙な気持ちではありました。

新宮までは前回見損ねた景色を見つつお昼寝、アニメと読書。新宮からは日が落ちてきたので、アニメと読書に全振りしてました。車内で中国語の放送もかかるのが面白いですね。

ちなみに電車オタの友人ですらこの区間はつらいと言ってます。ただまぁソロで作業しながらぼーっとしてるだけならそこまでってお気持ちです。グループで会話がない時間を苦痛に感じるならきつそう。電車内は読書が捗るので非常に有意義でした。

紀伊田辺で見つけたゲストハウスは、日本にしてはかなり外国みの深い場所でした(最初オーナーの見た目がスペイン系で、日本語通じるか分からず困惑)。

こういうゲストハウスは京都辺りにしかないイメージだったので、熊野古道の辺りでも需要はあるのかなぁと考えたり。それにしては新宮周りってゲストハウス少ない気がしますけれどもね(やはりホテルなのか)。

 

18日目 - 紀伊田辺[紀勢線]和歌山[阪和線]天王寺[大阪環状線(外回り)]大阪[東海道線]神戸[山陽線]岡山

何故か早く目覚めてしまったので、予定より一本早めて紀伊田辺よりスタート。

紀伊田辺~和歌山は2時間くらいなのですが、クロスシート車両がやってきたので実質紀伊半島一周はおしまい。

座っている椅子の材質は変わらないですが、ロングシート/クロスシートで疲れ方が全然違います。クロスシートは全然疲れないんですよね。景色の見やすさが違うからでしょうか。

7時台の電車なので学生が多いかと思ってたら、けっこう始発は空いてました。需要が強いのは御坊〜和歌山辺り。

今日の日程は余裕があるので、ふっとばせば四国の真ん中辺りまで進めるんですが、後楽園を見学したかったので岡山泊まりにしました。

和歌山〜大阪は紀州路快速のおかげで早い早い。新今宮で途中下車、少し散歩しつつ昼飯にしたんですが、やっぱり雰囲気がダーティーで、歩いてるだけでもけっこう怖いです。

というのも、この辺りはドヤ街として有名なあいりん地区のすぐ近く。

前にあいりん地区に興味を持ってルポとかを読んでたため、今回はお散歩をしてみたかったんですよね。そういう背景がある場所として理解してから来ると、観光客とこの辺り在住の人間の雰囲気が明らかに違うなぁと気づくように。

ホテルも増えて外国人観光客の姿を多く見かけるようにもなったので、昔とは変わったのでしょうけれど、かなり雑多な場所な印象を受けましたね。

大阪からは東海道線を下って神戸に。葉月は横浜や長崎などの港町が好みなんですが、港の風景に加えて、歴史的に異文化、異地域と接してきた爪痕がそこここに残っているのが良いんですよね。

姫路で中華麺のえきそばも食べて、満足してから岡山へ向かいました。

前回泊まったゲストハウスもけっこう良かったのですが、いつも同じ場所に泊まるのもつまらないので、大体泊まったことのない場所で泊まるようにしています。

需要の強いところだと、新しくゲストハウスができていたりするので、そういった変化を見るのも面白いですね。

 

19日目 - 岡山[宇野線]茶屋町[本四備讃線]宇多津[予讃線]高松[高徳線]佐古[徳島線]佃[土讃線]高知

岡山からスタート。ゲストハウスは二段ベッドの固定が甘いのか安いからなのか、上段が寝返りを打つたんびに地震みたいに揺れるので、睡眠を妨害されて若干イラっとしました。

新規の宿を取るとこういうこともあるので難しいですね。前泊まったところは普通に良かったんですが、おんなじのばっかだとつまらないので変えたところこんな感じに。口コミがほどほどのゲストハウスも外したほうが安泰なのかなぁ。

朝に後楽園も見て、日本三景園は残り一つ。水戸に行ってるくせに偕楽園を見とらんのかいとツッコまれそうですが、時間が……ね。勝田のひたちなか海浜公園にも行きたいので、茨城は課題がいくつか残ってますねぇ。

岡山〜香川は快速マリンライナーで移動。普通きっぷだけで乗れる列車の中でのランキングならかなり上位にきます。早いし景色がきれい。

高松では、ゆゆゆの影響で肉ぶっかけうどんが食べたかったので、うどんをすすりながら研究室ミーティングに参加をすることに。

別に参加する必要性はなかったのですが、昨年、北海道、本州、九州で研ミにオンライン参加をしていたので、四国参加で土地的に網羅したかったという思いがあり()

けっこう話題が難しく、久々の参加だったからかコメントができずに悔しかったので、徳島までの電車で全力で後追いコメントを考えました。おかげで各停では徳島まで2.5時間くらいかかるのですが、体感1時間も無く徳島に到着。近いですね(違う)。

あとは、鉄オタっぽくない見た目で高松〜徳島を乗り通している人がちょこちょこいて、不思議な感じでした。特急に金を払いたくないんですかねぇ。でも本数的には徳島まで行くのってけっこう大変ですけれども……

徳島〜阿波池田は長いです。アニメ見ながら景色を楽しめ……、なくもないのですが、吉野川の渓流っぽい景色がずっと2時間続くので、ちょっと飽きます。うたた寝しつつやっぱり長いなーとか思いながら到着しました。

そして阿波池田〜高知は四国山地を突っきっていくのでとにかく景色が雄大大歩危小歩危なんかが有名ですね。徳島線の景色とはスケールが違うので、土讃線は各駅で乗り通してみると楽しいんじゃないかなと。って思ってたら大歩危で高校生がぼちぼち降りていく。あそこって人住んでるんやなぁ……

高知のゲストハウスは初めてのフルチェックインタイプでした。ラクなのはいいのですが、「チェックイン前にパスコードのメールを送りました」と玄関に書いてあるけど届いてないぞ……?となったり、電話をかけても繋がらなかったから原始的ドアノックをして入れてもらったり、いろいろ粗が目立ちました。

こういう感じになるとやっぱり人間がやらないと……、となってしまうんですかね。試みは面白いが故に、惜しい気がするゲストハウスでした。

 

20日目 - 高知[土讃線]窪川[中村線(土佐くろしお)]若井[予土線]北宇和島[予讃線]松山

企画最終日にしてムーブが大変な日でもあります。特急料金は須崎~窪川の760円。

この日は、窪川からの列車接続が最高に悪く(1日4本しかない予土線のせい)、高知を5:30に出発して途中駅で3時間くらい待つか、11時に出発して特急をちょっと使うか、という究極2択の選択からスタート。

悩みましたが、松山からの帰宅ルートを決めてなかったので体力温存の意味もこめて11時発を選択。ただ後でよく考えたら、高知8:20で初っ端特急で飛ばせばかなり時間を節約出来ることに気づきます。

後述しますが、松山からの帰宅方法は、松山にいつ着くかでかなり取れる択の数が違ったので、事前情報集めが甘かったなぁと反省。まぁ限界旅なんで予定を決めないことを限界要素とすれば問題ないんですが……、帰宅ルートは予約すべきでした(今更)。

一応、葉月の考えていた帰宅ルートの思考メモです↓

「松山〜羽田でマイルを使えば普通に安く早く帰れた。夜行バス満席は渋いなぁ。高松スカイメイト、松山〜高松でバスだと、最終便に間に合わず、大阪行夜行バスは時刻が噛み合わない。うーん……」

松山~高松、大阪行夜行バスが間に合わないとメモで嘆いていますが、どちらも高知から特急を使えば余裕で間に合ったんですよね……。しかしそれに気づいたのは8:30くらいのこと。

というわけで、いろいろ考えた結果思いついたのは、松山〜伊予三島まで学割料金の列車、高速バスで高松空港まで、そこから羽田まで飛行機に乗るという公共交通フルセット案でした。松山~高松を高速バスで進むよりもちょっとだけ安いんですよね(列車を使うと、伊予三島まで1840円でバスが2400円。高速バスを使うと、高松まで3740で空港までのバスが1000円)。

時間がかかることを懸念し、松山5:53の始発スタート。夜遅め到着なのに朝早いので、駅前のスパ施設で仮眠、時間を潰してからの出発にしました。最後の最後でマジの限界旅っぽい日程になっちゃった。

という辺りまで考えた後、高知を11時でまったり出発しました。もうローカル線には乗りなれたものですが、予土線ロングシートトイレ無し車両には驚き。2.5時間乗るのにトイレがない車両とかマジで言ってる? 一応途中駅の停車時間でトイレ休憩できるのですが、「トイレをご利用の方は駅舎隣にあります」って放送がかかるのは初めての体験。緊急でトイレしたくなったらどうするんだろう……。

そうして宇和島に着くも、そこから松山までロングシートトイレ無しの車両にまた当たってしまいましたので、最後の最後で修行みを感じました。前回は途中下車多めだったから気にならなかったけど、今回は乗り通しているからトイレ無しはきついって……。

そんなこんなで20:30に松山に到着。高知からの列車移動は本当に遠回りなので長かったですが、これにて45都府県の代表駅に全て降り立つことができました!

 

21日目(番外編?) - 松山[予讃線]伊予三島[空港リムジンバス]高松空港[飛行機]羽田空港

企画自体は終わっているのですが、家に帰るまでが遠足、なので一応番外編として、ここの部分も感想記を残しておきます。最後の最後で限界旅っぽいです。

さて、なんで20日目で書いたような帰り方をしようと思ったのか。

元々は、松山駅から徒歩30分の快活で軽く仮眠でも取ろうかなぁとか思っていたのですが、松山駅近くに温泉施設があることを発見してしまいました。

松山で終わるなら温泉にでも入りたいなぁとは思っていたので、ちょっと調べてみると、なんと2時まで開いている。

夜通し野宿、お散歩のつらいことは、睡眠をどう確保するかと時間をどう潰すかの2点なのですが、温泉に入った後、2時までゴロゴロできそうなことが判明し、松山の始発が5:53だったので、3~4時間くらい時間を潰せばいけるだろう、と。

ちょうど良すぎて、この企画のための施設かと思ってしまいました。

というわけで、温泉を堪能、酒を飲んでた状態のサウナでトリップしかけながらも、仮眠室で休憩。

こういうところにある仮眠室に限って、仮眠する人間が大して使っていないのが何ともイラっとするところですが(スマホ弄っているだけのやつとか、仲間で集って騒いでいるとか)、場所を確保して入眠。

ゲストハウスを泊まり歩く旅を夏もやっていましたので、アイマスクや耳栓などの快眠グッズはもちろん完備しており、マットレスに横になって、グッズで外界を遮断することでどこでも眠れるようになりました()

22:30~1:30くらいまで寝れば、けっこう体力は回復。2時になったらので退店。本当にいいお店だったので、今度は備え付けのカプセルホテルにでも泊まりにいきたいなぁ。

さて、きっぷを買っていないので5時くらいには松山駅近辺に戻りたいところですが、この日の四国はかなり寒く、ただ留まっているだけだと死んじゃうので、1月の企画の知恵から得た深夜のインフラであるコンビニに向かいました。

まずはブログをコンビニのイートインで書き上げ、暖をとれることに感謝しながら、次の行先を考えます。

最初はまねきねこジャンカラ辺りで深夜カラオケしようかと思っていたら、深夜料金が思ったよりもけっこう高くて断念。松山から道後までは歩くと遠かったので、松山近くの繁華街の24時間営業店を巡っていたら4:30くらいまで時間を潰せました。

駅前は深夜になると本当に人気がなくなるのですが、繁華街はオール飲み会後?っぽいキマってる大学生がいたりして、第二部最初の東京で感じたような懐かしさを覚えます。なんだかんだ深夜でも人はいるんよな。

さて、松山駅にて学割できっぷを買って伊予三島まで。始発の入線と同時に席確保をして睡眠体制に入りました。

発射後も、予讃線の海が見えるスポットだけ起きて後は睡眠。徹夜をすると午前中の頭がトロけるので目を閉じると大体寝れるようになりますね。高松空港からのスカイメイトが安いのでこのルートを選択しましたが、もちろん飛行機のきっぷは確保していません(おい)。

というわけで、伊予三島からバスまで高松空港まで向かいました。こんなところ(愛媛県)から空港までをバスで繋いでいると思っていなかったのですが、恐らく愛媛県といえども、松山空港から遠いので需要があるのでしょう。

そして飛行機の予約がない状態で空港に向かうバスに乗車。10:50空港着の予定で、11:35の飛行機に乗ろうとしていました。ギリギリやんけ。

ただ、こういう直前予約のいいところは、道路状況や遅れを考えて時間帯を決められることだと思っていて、今回もバスに乗りながら飛行機予約。しかしながら、5分遅れで一つ前のバス停を通過した時点で勝ちを確信して予約したのですが、その直後から渋滞に巻き込まれます。

工事で片側一車線になっており、これは終わったか……、と思っていたら、預け入れ荷物締め切りの30分前ピッタリに空港に到着。ダッシュで受付に向かい荷物を預けたので、なんとか搭乗できました。最後まで限界旅らしいギリギリの帰宅ムーブになりましたとさ。

定刻よりも少し遅れましたが、13:00に羽田空港に到着。無事に東京に帰ってくることができました。

 

旅の費用と経県値

お金がない、というところから始まった旅企画ですので、費用も計算してみることに。

途中で東京の一人暮らしの家から千葉観光をしているので、その分の宿泊費を3000円とおくと、総費用は182,298円でした。

20(21)日旅をしましたが、1日1万の壁を切ることができたので非常に満足です。そして、限界旅を恐れなければ、20万以下で45都府県の代表駅を回ることができることが分かりました。

以下↓交通費と宿泊費についての考察です

交通費:

途中の観光のためのバス運賃なども含めて79,387円でした。18万の内8万が交通費ということで、旅の交通費もけっこうかかるんですよね。各停で行くことでかなり抑えられたと思います。

ちなみに、企画上で必要な交通費は55,840円(+長崎までと松山からの運賃)です。

内訳としては、46930(今回の片道きっぷ)+ 1760(九州新幹線新八代~川内)+ 1000(日豊本線:延岡~佐伯)+ 1870(北陸新幹線:金沢~富山。3/16以降は敦賀~富山で新幹線利用のため増大)+ 880(北陸新幹線:長野~飯山)+ 2640(東北新幹線新青森~盛岡)+ 190*2*2(新青森~青森、徳島~佐古の1駅はみでる部分)を足し合わせたものになります。

宿泊費:

前述したように千葉を巡った日を3000円として宿泊に加算すると、55,750円でした。

18泊したことを考えると(内1回は友人の家で宿泊)、一泊およそ3000円くらい。流石にこの金額を出すには、ゲストハウス or 快活を多用する必要があるかと。

もちろん、深夜カラオケフリータイムを使うとか、野宿をするとか、もっとお金を減らすことはできるかもしれませんが、20日で終わるのではなく、持続可能に旅をするのはこの辺りが限界じゃないかと思います。

 

最後に経県値です。北海道、沖縄はこの企画で行ってはいないので加算しないとして、東京在住の人がこの旅で得られる経験値は152点でした。何だかんだ行ったことがない県がほぼ無くなるのが強いですね。

経県値(参照)

 

 

全体的な感想:

というわけで、45都府県を巡る20(21?)日間の旅を完遂!

卒業旅行にしては意味分からないし、体力的にハードだし、やる価値があるのかは達成した今でも分からないですが、終わってみると非常に面白い旅でした。

まず最初に、この旅を二部制にしたのはよかったです。というのも、きっぷの有効期限が長いおかげで、東京で休憩(小笠原旅行)を挟むことができ、柔軟な旅行設計をすることができました。

元々友人と小笠原旅行をしようと話をしていたので、旅行をしながら旅行をする(?)ことができるのは、こういう有効期間が長いきっぷの特権のように感じます。

また、この旅はスーパーの割引に助けられた旅でした。

夕方~夜になると、スーパーで当日消費期限のものに関して割引がされることが多いのですが、それで夜と次の日の朝飯を買うことができていたので、少なく見積もっても食費を5000円は浮かせられてると思います。

ただ気づいたこととして、どのスーパーに行っても夜には確実に割引弁当が残っており、供給過多な気も少ししてしまいました。こういう企画的には非常に助かるのですが、フードロスの観点から考えると、本当に適切に分配されているのかは疑問が残りました。今度からは、夜に何も作りたくなかったらスーパーの割引弁当を買うようにしようかな。

そしてこの企画一番の気づきは、自分が生まれた日本という国においても、やはりまだまだ知らない場所、面白そうな場所がたくさんある、という気づきがありました。

この企画とは別に、1/24~26で沖縄訪問、2/6で札幌の雪まつりを見に行っており、1月末から3月末の2か月間で、47都道府県全ての都道府県代表地を巡りました。

こんな短期間で巡ったからこそ思うのが、どの都道府県においても、まだまだ見切れていない場所がたくさん残っている、という心残り。

列車の時間が、次の日の日程が、という言葉とともに、いろいろと見たかったスポットを飛ばしまくった企画でもあったので、無知の知を知ったとでもいいましょうか、こんなスポットがある、ということを知れた旅になったと思います。

だからこそ、この旅が終わって思うことは、「また旅をしたい!」という一言。

旅をすればするほど、この世界には、まだ自分の知らない景色、風景に溢れていると気づかされます。

そんな感じなので、旅はライフワークになりそうです。

社会人になると旅行は難しくなっていくのかもしれませんが、自分がこれから働いてお金を手に入れたい、と思う理由の一つが、この企画を通して生まれたような、そんな気分になりました。

この旅のおかげで、日本出身の方であれば、出身地トークを少しでも膨らませることが出来るようになったと思うので、自分の中でいい肥しになったのかなぁと思います。

また、いつか旅にでよう。