皆様こんにちは。葉月でございます。
今回はふと思いついたネタになりますが、カナダ生活で実践している、生活が楽しくなる/地味にお金の節約が出来る技をいろいろ紹介していこうかと思います。
ざっくりこの4つについて今回見ていきます!
・通信料金(+電話番号)
・図書館
・返品
・クレジットカード(日本)を使わない
・通信料金
カナダの現地SIMは、日本みたいな低GB低価格が存在しません。いやまぁ無いわけではないのですが、調べた感じだと15CAD(1400円くらい)で250MB辺りが最低金額といった感じで、3GB980円!みたいなのはないんですね。
普段使いの容量である6~10GB辺りだと大体4000~5000円くらいはかかるイメージですが、少し調べたらカナダの通信料金って相当高い部類に入るらしいです。物価が高いからかなぁ。
とまぁそういう訳で、自分みたいに月2~3GBくらいしか使わないような人間からすると4000円も払うのは癪に障るので、安く抑える方法はないかなぁと渡航前に調べていた所、楽天モバイルの利用に至りました。
1GBまで無料が改悪されたりと、楽天サービスの中でも悪化が叫ばれる楽天モバイルですが、実は海外使いはけっこう良かったりします。
楽天モバイルは、国際通信使用料金(海外での通信料は日本とものは別にチャージする会社も)、国際ローミング代(海外の電波を使うための料金)が無料なので、日本で払っている通信料金のままで海外で使用できるんですね。
制限としては、海外だと容量が2GBまでなので低GBユーザー向けです。ただ、大して使わない人であれば、2GB1080円で海外でも普通に使えるのでコストが安く収まります。
他の格安SIMだと、国際使用料金が無料の所はけっこうある印象ですが、ローミング代が無料のサービスは見たことがないです(ここは改悪されて欲しくないなぁ…)。
ちなみに1GB以下で無料だった時期、葉月はスマホをあまり見ないようにしていたので、ここまでの留学(10か月)で通信に払ったお金は4000円くらいでしょうか。
楽天モバイルが使える国はけっこう多いので、あまりスマホの通信量を使わない、現地のSIMが高い国に渡航する人からするとかなりいいライフハックかもしれません。
*補足:電話番号
上記の方法だと現地の電話番号がないので、長期滞在には不便では? と思った人。鋭いです。葉月は楽天モバイルのライフハックに気づいてウハウハだったので、そんなことを考えもせずに日本の電話番号(国際番号+81)のまま渡航しました。
そういう訳で現地の電話番号はというと、電話番号をアプリで取得できるものを使っていました(カナダ/アメリカ 電話番号 アプリとかで検索するといろいろ出てきます)。日本でいうIP電話みたいな感じに近いかもです。
葉月が使っていたのはtextnowというアプリです。基本料金は無料、北米内(国際番号+1の範囲内)であればSMS/通話も無料、ただ1か月使わないと番号がBANされる、といった感じです。
だいたいどのアプリも似たような感じですが、アプリから電話番号を取得して、しかもそれを普通にSIMの番号と同じように使えるので、かなり使い勝手は良かったです。
ネックなのは2段階認証コードの番号としては使えなかったこと(アップグレードする必要があり)でしょうか。ただこれは日本の番号でやればいけるのでそこまで苦ではなかったです。
1か月番号を使わないと番号が利用出来なくなってしまうので、葉月は家賃の払い込みの時に1か月に1度大家にSMSで連絡を入れることで電話番号を繋いでいました。
そういう訳でアプリで番号は持っていましたが、正直電話番号が必要になった場面は少ないです。あったほうがいいかもって場面はいくつかありますけれども。
大家との連絡はメールでも良かったと思いますし、電話番号から通話/SMSすることってほぼないです。
問い合わせの時に電話するじゃんと思うかもしれませんが、北米の会社のコールセンターはありえんレベルで待たされることがザラなので、その時間でGoogleするほうが早いことが多いです(電話は最低30分かかるイメージ)。
SMS/通話に関しては電話番号からアカウントを作るWhat's Appというアプリがよく使われているので、電話番号からのSMSはまぁ使いません。このアカウントも日本の番号から登録すればいいですし。
…と、ここまで電話番号があまり使わなかったという話をしてきましたが、私が電話番号を必要だと思った唯一の場面があります。
それは就活の時です。
人事の人からは基本的に電話で連絡がきますし(メールは定型お祈り文章が送られてくる箱になりました泣)、レジュメ(履歴書)に日本の電話番号を載せていれば「なんか違う国の番号…?」とかどうでもいい引っかかりを生む可能性があるよーと現地のお仕事探しのサポーターの人が言っていました。
アプリの番号で全然問題はなかったですが、この時は北米の番号を持っておくべきだと思います。
ちなみにカナダに渡航した後に必要な行政手続きといえば、
辺りになると思いますが、ここの手続きに電話番号は必要無かった記憶があります。銀行口座は日本の番号を言ったらフォーム上で弾かれて、受付の人に「じゃあメールアドレスだけでいいよ」とか言われた記憶が…。
・図書館
生活の質上げでお世話になってます。ダウンタウンの中心の図書館には、多国籍の国なだけあって、いろんな言語の本が置いてあるコーナーがあります。
日本の漫画、小説、新書もけっこう数があって、日本の図書館だと予約で相当待たないといけないような本も普通に置いてあり、なにより活字に触れられる環境が普通にあるのがありがたい。
しかも漫画は世界カルチャーなので英語版がおいてあったりもして、懐かしい漫画を見つけるとワクワクしていました(とらドラ! が置いてあったのは驚いた)。
それよりも面白いのは、図書館でいろんな楽器が借りられることです!
これは渡航してから知ったんですが、意外に現地の人間にもそこまで知られていない、割と穴場なサービス。
貸出楽器のリストは公開されていて、キーボード、アコスティック/エレキギター、バイオリン辺りがメジャーな楽器でしょうかね(https://www.vpl.ca/instruments)。
マイナーなサービスとはいえども、Hold(予約)が基本的にあるので、葉月はいろんな楽器にHoldをかけておいて、メールで通知が来たら受け取りに行くといったことをちょくちょくやっています。
最近はぼざろに影響されてギター熱が高まっており、暇な時にYouTube見てるよりも何かしている感じがあるので、留学中の暇つぶしにも役立っています。
・返品
ライフハックの前に北米の返品事情を少し。
お店によるのも事実ですが、返品をかなり気軽に行えるのが北米の特徴。プレゼントでもけっこう気軽に交換がされているとか何とか….。ギフトレシートというもので出来るらしいです。
なんならプレゼントをリターンしたい人向けに返品の期限が延びたりなんてこともあり、返品がよくあることとして認知されているみたい(参照。クリスマス休みの辺りの返品期限を延ばすってことはプレゼントを返品したい人向けよなぁ…)。
この前、調査半分面白半分でいろいろ返品をしてみましたが、すんなり返品出来ました。
自分が行った所はWalmartという、北米では最大手の安いスーパーですが、ここのポリシー的に90日以内だったらかなり融通が利きます。
私はレシートを捨ててしまい、レシート無しで返品にいきましたが、値段とその時に使ったクレカの情報を伝えると普通に返品が出来ました。レシートがあると2分くらいで返品手続きが終わります。
「なんで返品するの?」という店員さんの質問に自分の前に並んでいた人が「気が変わったんで」とか言ってて、そんなんでええんかと思ったり。
ふと気になって日本にもこんな感じの返品ポリシーがないかちょっと調べてみたら、コストコだと北米らしい返品保証があるみたいです(https://www.azanael.net/entry/2018/12/03/232054)。
さて、そんな返品がしやすい環境でのライフハックとしては、季節性のものを買って、90日以内に返品することでしょうか。
日本的な感覚からするとアウト気味な気がしますが、ヒーターや加湿器などはこの技が使えると思います。
葉月も新しくちょっと質のいい加湿器を導入しまして、留学に帰るちょっと前に返品する予定です。
同じ商品を何度もリターンしたり、周期的にそんなことをしてたらお店に怪しまれると思うので長期滞在向けではない気がしますが、短期でしか使わないのに金を払うのはなぁ…という人にはいいかもしれません。
ちゃんと綺麗に使うことがもちろん大前提ではありますが。
・クレジットカード(日本)を使わない
これは別にカナダに限った話ではなく、海外でそれなりに長く滞在する人向けです。
日本食店でレジをしていた時に思ったのですが、日本人留学生っぽい見た目の人で日本のクレカをカナダで使っていた人がわりと多かったです(楽天カード、JALカード、住友カードとか)。
日本のクレカですと、日本の銀行口座に紐づいており、日本円で決済できるのが魅力なのですが、手数料と書かずにサイレントで為替レートを上げて日本円に変えているので、見えにくい所でコストがかかっています。クレカ規約には多分「独自の決済レートで~」とか書いてあると思うのですが、そんなものを真面目に読んでる人は少ないと思いますし。
旅行ですと、外貨を持つのは使い切らないといけないというプレッシャーになる場合もあるので微妙ですが(葉月的にはRevolutやWise辺りのマルチカレンシー口座で支払いをすればいいと思います)、長期滞在なら現地の銀行口座を(なんなら複数)持つことをオススメします。
銀行口座を開設する際、場合にもよりますが「クレカも作りませんか?」となるケースがあります。
キャンペーン、クレカ利用の特典の事前調査が必要になりますが、葉月の作った銀行口座とクレカですと基本的に1%のキャッシュバックで、食料品は2%になるといった還元率です。
この前キャッシュバックをまとめてしたら8000円分くらい貯まっていたので、ちょっと得した気分に。
ビザによるので確実にクレカが作れる保証はありませんが、個人的なお得度としては、
現地のクレカ持ち > 現地の現金、デビット支払い(特典があればクレカ持ちと同じお得感) >>>> 日本のクレカ海外利用だと思います。
という訳で、海外にそれなりに滞在する時、日本のクレカは保険付帯のお守りとして持ち、現地の通貨やクレカで買い物をすることで見えないコストを防ぐことが出来るという、まぁ地味なライフハックです。
日本の生活とは少し違う、カナダでのライフハックっぽい何かをまとめてみました。
VPNを利用した日本のアニメ視聴もライフハックかなぁとか思いましたが、少し長くなりそうだったので割愛しました。またいくつかライフハックが浮かんだら記事を書くかもしれません
それでは~ (´ω`*)ノシ