葉月のまったりブログ

中の人の日常体験とか思ったこととかを雑記的に記していくそんなブログです。

半袖をクローゼットから出し始めた頃

皆様こんにちは。葉月です。

 

大学を卒業し、社会人が始まってから早1か月が経ちました。

最初の1週間が鬼のように長く感じた記憶がありますが、だんだんと時間が流れていくのが早くなっていっているような気がしますね。

4月の最初の1週間は体感1か月くらい長く感じましたが、3~4週間目がかなりあっという間に流れた感じがあったので、何だかんだ2か月くらいの感覚でこの4月は終わった感じです。いやぁ長かった。

今回は雑記というか、私の近況報告も兼ねて、いちコンサルティング会社の新卒が4月の感想を残していきます。

 

 

初めて?の社会人

学生から社会人への変化、というのが何よりも一番大変でした。

正直感想として一番言いたいのはこれです。純粋に9-17~(求められるクオリティに達するまでエンドレス)時で仕事時間となり、生活リズムががっつり変わるのが大変。

留学中にカナダで半年社会人をやっていたので、はじめての社会人、という諸々の不安はありませんでしたが、やっぱり日本で働くのは初めてなのでけっこう緊張していました。

まぁ日本で社会人をやるのが初めてだからというよりも、日本は過労死とか残業時間の多さとかが有名であって、私が働いている会社も、業界としてけっこう激務な部類に入るんですよね。

一か月を経て、その不安は杞憂に終わった、とは思いません。

いかんせん研修期間と実務に入ってからの仕事は全然違うでしょうから、研修をサバイブしているからといって、安心して過ごせるかはまだ分からないです笑

というわけでまだ何とも分からないという前提はあるものの、企業文化みたいなところは自分とけっこう肌が合っているような気がします。

面接官と相性良さそうだなーくらいな感覚で会社を選びましたが、向こうもこっちのことをきちんと見極めたんでしょうね。とりあえずはいいマッチングになっていると思います。

ただ激務な業界である片鱗は研修の節々に感じられ、覚悟はしていますけれど、はてさてどのレベルまで残業や詰めがあるのか……。怖いなぁ。

あ、あとはカナダの会社だと会社の説明を受けてDay2から普通にOJTだったので、会社の仕組み、業界や業務知識、社会人としてのマナーコードや税金/給与の基礎知識までも研修でカバーするのは丁寧で良かったですね(まぁ税金の話とかは知っていたから退屈でしたが……)。

 

さて、私が一か月経て思ったことは、激務とされている業界では、自己実現と仕事の内容がある程度は重ならないと多分つらくなるんだろうなぁ、ということです。

仕事と私生活をすっぱり切ってしまう人、つまり仕事は一日8hで終わらせて、残った時間と休日で自分の人生を楽しむ、ことを好む人は、恐らくこの業界で働いていると、仕事が嫌になります。

というのも、恐らく仕事は8時間で終わらずにどんどん残業が嵩んでいくので、仕事が激務になればなるほど、私生活が削られていく感覚を覚えると思うんですよね。

だからこそ、仕事と自己実現(私生活でやりたいこと)がある程度重なっている、つまり仕事の中においてもある程度やりたいことを達成できる状態であるなら、仕事時間が拡大していっても、そこに「自分ごと感」があり続けることができるのだと思います。

もちろん仕事が人生の全てだとは思いませんし、むしろ仕事に全てを預けてしまうと、会社をクビになったりだとかの外部要因で仕事を失う/変わった場合のダメージがとんでもないことになります。

ただ、ある程度激務な業界で働くんだったら、自分がやりたいこと、成し遂げたいことを仕事にも乗せておいたほうがいい(ホワイトな業界だったらいらないと思います)。

カナダの感想記で似たようなことを書いたかもしれないですが、仕事にも私生活にも、自分の生き方、重みを乗せておくのが生きやすいんじゃないかなと思うようになりました。

 

 

仕事の内容をちょこちょこと

さて、お仕事関連の話なのですが、機密保護とかコンプラとか諸々あるので、けっこう喋れないことが増えました。

コンサルティング会社って、適当に説明するとクライアントのお悩み解決機関なのですが、お悩み解決のためにいろいろと情報を調べたりインタビューをしたりするので、クライアントの情報を相当量持つことになります。

そして、その情報はほとんど対外的に話せません(それはそう)。

なので自分がどういった企業と関わっているのか、なんて話は出来ないんですよね……。面白いプロジェクトとかだったら話をしたいところですけれども。

まぁそういうわけで話せるところだけかいつまむと、自分は会社にテクノロジー専門部隊、みたいな形で入りました。

私はテクノロジー方面でずっと生きているわけでもないですし、大学の専門も別に理工学部とかじゃないんですけれど、データ分析がけっこう好きでした。

そういうわけで、仕事でもAIとかデータ分析とかデータサイエンスとかの領域に行ければいいなぁと思いつつ新卒採用に申し込み、入社後もそういった方面の部署に配属希望を出しています。

テクノロジーということで、セキュリティやリスク管理、戦略策定なんかももちろん射程内にあるんですけれど、あまりそっち側に興味はないですね……。

ただ、1~2回くらいは自分の知らない(興味が薄い)領域のプロジェクトに足を突っ込んでみるのも面白そうなので、まだプロジェクトに対する責任が小さいジュニアのうちに、いろいろな分野に手を出していければいいなぁとも思っています。

配属ガチャ、みたいな話もネットで見ますが、テクノロジー領域に関われる限りはそれなりに面白く取り組めるとは思っているので、どこに配属されるか気になるものの、あまり気にしないようにはしてます。

 

あとは就職するのが難しい(?)企業らしく、同期のレベルはかなり高いです。

地頭みたいなところでもそうですし、議論の切り口、思考の派生も非常にハイスピードで久々にワクワクしております。

まぁその大きな理由として、そもそも募集要項で大卒以上しか採用しておらず、修士博士の人間もボチボチいるので、純粋にアカデミックを生き延びてきた(≒学問的議論が十分にできる)、レベルが高い人が多いんですよね。

自分は学部卒でアカデミックにしっかり浸ってきたわけではないのですが、けっこうアカデミックな話が好きなので、同期の研究内容とかを聞いているとワクワクします。

まぁある意味だからこそ、なのかもしれないですが、グループワーク、仕事の進め方がかなり難しい。

これは若干自分の責任でもあるんですが、私がチームの班長的な役割になったので、議論を動かすファシリ、チーム内の企画などをやることがかなり増えました。

チーム内で仲良くしようといった感じで、ご飯食べたりどっか遊びに行く企画を作ることは楽しいし、むしろ自分のスキルを活かせる部分だと思ったので、4月はチーム内の交友関係を作ることに力を注いでいました。

ただ、ファシリに関しては、私よりももっと適任な人間がいるような気がする、というか、自分のファシリでグループの人間が持っている力の総和すら引き出せてない感がすごいんですよね。

こんなんでグループワークやるくらいなら、個人ワークして足し算したほうが成果物はよくなりそうだなぁといいますか。

そんな感じで、自分の至らない点を日々感じつつ、周りが皆頭良さそうに見えた中学生の最初の頃の感覚を追体験しているみたいで、久々にピリっとした緊張感のある楽しさを味わえています。

 

 

5月のGWの話(休暇についての考え方)

さてお次はお休みの話です。社会人になって強く感じたことですが、休日(土日)がすごく貴重になりました。

カナダで働いていた時も似たようなことを考えましたが、仕事を楽しくやるのと同じくらい、休日でゆっくり羽を伸ばすのも大事なんですよね。

心の充電じゃないですけれど、仕事から離れるのも一つの仕事に思えます。

例えば、私の会社ではリモートワークが多いのですが、意識しないと本当に人と話しません。

もちろんグループワークをすることもあるものの(人によって違うかもしれませんが)、私自身は業務上の会話をしても、話をしたい欲望みたいなのって満たされないんですよね。

そこで大事なのが休日。土日に人と会って、くだらない話をして笑うだとか、ちょっと友人の相談を聞いたりだとか、そういうので会話をするのが本当に大事だなぁと実感しております。

人と話す予定を意識的に入れないと、本当に独り言が増えてビビります。

GWの合間3日は仕事だったのですが、あまりに会話をしなかったからか、電子レンジに無意識に話しかけてて震えました。

仕事をするようになると、転職とか職場の雰囲気とか、月~金の仕事の時間をどう充実させるか、に目が向くようになっていきます。

それはそれですごく大事なことなんですが、すごく当たり前ですけれど、仕事をするのは自分自身なので、仕事から離れて自分自身と向き合う/自分が仕事とは違う楽しさを味わう時間がないと疲れちゃうんですね。

なので休日はなるべく人と会うように、土日のどちらかは友人と遊びの予定を入れるようにしています。

 

 

今後考えていること(仕事、私生活)

仕事の話でもちょっと書きましたけれど、グループワークのファシリ、コンサルタントとしての頭の良さに関しては、常々実力不足を感じながら仕事をしている感じがあります。

別にそれを気に病んでるとかはありませんし、自分の能力値が足りてなければ採用されてないだろう、ということで、伸びしろが沢山あると思うようにしつつも、ちょっと焦る気持ちも正直あります。

自分の得意とする分野の頭の良さ?みたいなもので比較的大学生まで戦ってきた人生ですが、どうにもコンサルタントとしての頭の良さとは少し違うんですよね。

業界的にも高品質な人材を求められる、とでもいいましょうか、高い水準を求められる雰囲気をひしひしと感じますので、早く成長しないと、みたいな無意識のプレッシャーを感じるところがあります。

とは言っても、この辺りの頭のキレは経験を積んでいかないとどうにもならん気がしているので、留学の時の言語と同じように、日々ちょっとずつ頑張っていけばいいかなぁという感じです。

今のところ社会人になって退屈はしていないので、今の段階ではいい職業選択ができたかなぁと思っています。

 

さて、休暇についての考え方でも書きましたが、仕事の毎日研鑽に加えて、私生活はなるべく人と話すようにしていこうと考えています。

対人関係はスキル、みたいな話を大学生活のまとめで書いたような記憶がありますが、チームビルディング、会話に関しても生もののスキルな感覚があります。

特にこの4月はそれに注力したから、というのもあるのですが、チームの雰囲気をかなり良く作れたんじゃないかなぁ。

コンサルティングってクライアントと話すことが仕事みたいなところもあるので、仕事に活きるという意義もありつつ、話すことを楽しんでいきたいと考えています。

 

とまぁそんな感じで4月のまとめでした。

だんだんと半袖が似合う季節になっていくのでしょうけれど、夏辺りに研修が終わるので、その時にでもまたいろいろ思ったことを書きのこしておきたいと考えています。

ではでは~ノシ